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そんな現状を打破すべく、自由の森学園では「私学助成をすすめる会」の活動を盛んに行ってきました。
そして本校の高校生達による活動は、国や埼玉県へ提出する私学助成金の増額を求めるための署名集めにとどまらず、毎年日本各地で開催される「全国高校生集会」や「全国私学研究集会」に参加し、他校の高校生と交流しながら平和・人権・民主主義を考える活動へと広がりを見せています。

ひとりひとりの顔を見ながら他者の「私」としての語りを聞き、自分も「私」を語ることで繋がりあう。
お互いを知り、他者の問題を他人事としないことが大切だという気づきが得られるこの活動は、「どうしたら良い社会にできるのか」を考え、実行できる人間になる志を持った高校生の社会活動です。

「私学助成をすすめる会」のこの活動は現在のところほぼ実費で賄わねばならない現状があり、遠征の場合、交通費、宿泊費、食費を合わせて、ひとり当たりおよそ３万５千円ほどを自費負担しているのが現状です。

生徒たちの遠征も毎年恒例の行事となってまいりました。この活動が途切れることなく後輩にバトンを繋いでいくことができるよう、皆様のご協力をお願いいたします！